10月より国立歴史民俗博物館で開催される企画展示「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくるー」に関連して、陰陽師と古代暦の世界」と題して、陰陽道と陰陽師の仕事・歴史・現状と「暦の歴史」が取り上げられています。
『時空旅人』2023年11月号(Vol.76) 9月26日 発売
特集 ”陰陽師と古代暦の世界ー失われたいにしえの時を求めて」
https://shop.san-ei-corp.co.jp/magazine/detail.php?pid=12958
10月より国立歴史民俗博物館で開催される企画展示「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくるー」に関連して、三栄書房『時空旅人』 2023年 11月号 Vol.76は特集を「陰陽師と古代暦の世界」と題して、陰陽道と陰陽師の仕事・歴史・現状と「暦の歴史」が取り上げられています。
『時空旅人』2023年11月号(Vol.76) 9月26日 発売
特集 ”陰陽師と古代暦の世界ー失われたいにしえの時を求めて」
https://shop.san-ei-corp.co.jp/magazine/detail.php?pid=12958
この10月3日(火)より12月10(日)にかけて、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館にて、企画展示「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくるー」が開かれます。
国立歴史民俗博物館 企画展示
「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくるー」
【会期】
令和5年(2023) 10月3日(火)~12月10日(日)
国立歴史民俗博物館 当企画展ページ https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html
【趣旨】
陰陽師とはどのような存在だったのでしょうか。この展示では、あまり知られていない陰陽道の歴史とそこから生み出されてきた文化をさまざまな角度からとりあげて考えてみます。古代において成立した陰陽道は中世から近世へと数百年にわたり、その役割を広げながら、時代とともに多様に展開していきました。その姿を都状(とじょう)や呪符など具体的な史資料をもとに、明らかにしていきます。
安倍晴明は平安時代の実在した陰陽師ですが、陰陽道の浸透とともに、伝奇的なイメージが付け加わっていきます。その姿を追うことで陰陽道の性質をとらえることも試みます。さらに陰陽師たちが担った暦について、その製作や形式、移り変わりの様子を見つめることによって、人びとが陰陽道に求めたものが見えてくるでしょう。
【みどころ(本企画展示の内容と目的)】
千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館で開かれる企画展示「陰陽師とは何者かーうらない、まじない、こよみをつくるー」のポスターおよび配布用チラシのビジュアルが完成いたしました。
※展示について、会期、シンポジウム等の情報は前の投稿記事をご覧ください。
《告知》
今秋、千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」にて陰陽師をテーマにした企画展示があります。
陰陽師および陰陽道をテーマとした大型の企画展示は、2003年に開催した「安倍晴明と陰陽道」展 以来となります。
本企画および併催シンポジウムには「陰陽道史研究の会」メンバーも参加致しております。
是非ともお越しいただき、貴重な陰陽道資料に触れていただければと思っております。
2023年4月22日(土) 佛教大学(京都市北区)+ZOOMでの配信 (ハイブリッド)
テーマ:陰陽道史研究の回顧と展望―アジア遊学「呪術と学術の東アジア」出版をうけて
第1部:陰陽道研究史に関する座談会
13:00~13:45
山下克明「旧叢書の編纂と陰陽道研究史をかえりみて」
林淳「新叢書のねらいと陰陽道史の展望」
13:50~15:00
座談会:山下克明・林淳・細井浩志(司会)
15:05~15:30 第1部質疑応答
第2部:論集『呪術と学術の東アジア』について
15:40~16:50
執筆者によるコメント
【陰陽道(土御門神道)関係書籍刊行のお知らせ】
陰陽道の系譜に連なる「土御門神道(天社神道)」を今に伝える”陰陽道ゆかりの地”である福井県大飯郡おおい町名田庄、納田終地区に鎮座する加茂神社の宮司家であり、代々土御門家に仕えてきた「谷川左近」家の末裔でもある谷川氏所蔵の陰陽道関係文書と、名田庄地区にある陰陽道(土御門家)ゆかりの遺跡関係資料を調査した結果をまとめた書籍が、本年3月に若狭路文化研究所 編、おおい町教育委員会 発行で、岩田書院より発売されています。
本書内には当会の梅田千尋氏による解題「加茂神社宮司谷川左近家文書の土御門陰陽道史料」も収録されております。
貴重な史料文書群を写真と解説によって紹介する書籍です。是非ともお手に取っていただければと思います。
【書籍詳細情報】
加茂神社宮司谷川左近家文書
『土御門家陰陽道の歴史~名田庄・納田終の地にて~』
若狭路文化研究所 編
福井県おおい町教育委員会 発行
発売元:岩田書院
〈主な内容〉
陰陽道土御門遺跡関係文書撰
ー中世から幕末にかけての陰陽道祭祀関係史料
加茂神社・納田終村等文書撰
ー加茂神社および旧納田終村および名田庄村に関する文書類
解題「加茂神社宮司谷川左近家文書の土御門陰陽道史料」 梅田千尋
A4判・60頁 カバー装
ISBN978-4-86602-829-3 C3021
価格:1000円(税別)
詳細は:岩田書院ホームページの当該書籍のページをご覧ください
●岩田書院 当該書籍ページ
http://www.iwata-shoin.co.jp/bookdata/ISBN978-4-86602-829-3.htm
※出版社から直接購入できます。その他、購入方法についても出版社HPでご確認ください。
今春および今秋に、國學院大學博物館と国立歴史民俗博物館で陰陽道に関する催しものがあります。陰陽道の重要資料および土御門家が記録してきた実物の資料を直接見る事の出来る貴重な機会ですので、是非ともご来館いただき、見学いただければと思います。
①春の特別陳列 「土御門家がみた宇宙(そら)ー江戸時代の天文観測」
会期:令和5年(2023)4月1日(土)~5月2日(日)
開館時間:10時~18時 ※最終入館 17:30
●毎週月曜日、4月29日~5月2日は休館
入館料:無料
★詳細は 國學院大學博物館ホームページをご覧ください
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_tsuchimikado.html
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②陰陽師とは何者かーうらない、まじない、こよみをつくるー
会期:令和5年(2023)10月3日(火)~12月10日(日)
会場:国立民俗歴史博物館 企画展示室
千葉県佐倉市城内町117
開館時間:〔3月~9月〕9:30~17:00 〔10月~2月〕9:30~16:30
入館料:〔一般〕600円(団体 300円)
〔大学生〕250円(団体 200円)
〔高校生以下〕無料
休館日:毎週月曜日
(ただし休館日が祝日等公休日にあたる場合は開館し、翌日休館)
会期中 10月7日(土)は第117回 歴博フォーラムとして「陰陽師と暦」が、11月11日(土)は第447回歴博講演会として「陰陽道と伝承文化」の各発表があります。
※両発表とも講師は当会にも参加されている小池淳一 氏です。
☞詳細は随時 国立歴史民俗博物館ホームページ等で発表される予定です。
★国立歴史民俗博物館ホームページ
https://www.rekihaku.ac.jp/index.html
同館 展示スケジュール