この10月3日(火)より12月10(日)にかけて、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館にて、企画展示「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくるー」が開かれます。
国立歴史民俗博物館 企画展示
「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくるー」
【会期】
令和5年(2023) 10月3日(火)~12月10日(日)
国立歴史民俗博物館 当企画展ページ https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html
【趣旨】
陰陽師とはどのような存在だったのでしょうか。この展示では、あまり知られていない陰陽道の歴史とそこから生み出されてきた文化をさまざまな角度からとりあげて考えてみます。古代において成立した陰陽道は中世から近世へと数百年にわたり、その役割を広げながら、時代とともに多様に展開していきました。その姿を都状(とじょう)や呪符など具体的な史資料をもとに、明らかにしていきます。
安倍晴明は平安時代の実在した陰陽師ですが、陰陽道の浸透とともに、伝奇的なイメージが付け加わっていきます。その姿を追うことで陰陽道の性質をとらえることも試みます。さらに陰陽師たちが担った暦について、その製作や形式、移り変わりの様子を見つめることによって、人びとが陰陽道に求めたものが見えてくるでしょう。
【みどころ(本企画展示の内容と目的)】
【図録】
B5判 並製
定価:¥2,500(税別)
《図録内容紹介》
いま「陰陽師」といえば、多くの人が思い浮かべるのは、小説やマンガなどに描かれる、人知を越えた霊的な能力を持つ平安時代のマジカルな存在、安倍晴明の姿だろう。
しかし陰陽師は平安貴族の政争のなかにだけいるのではなかった。
しかし陰陽師は平安貴族の政争のなかにだけいるのではなかった。
歴史を通じて、古代から明治はじめまで陰陽師は存在し、社会のなかで大きな役割を果たしてきた。
時間と空間(方位)の吉凶を調整し、占い、祭祀、まじないに携わることによって、国家の存立からお産・病など個人のくらしにいたるまで、人々に安心をもたらし、未来への指針を示してきた。各時代の暦の作成・頒布にも深く関わった。
そのために最新の知識・技術や経験を継承し、時間と空間に対する感覚をつちかい、磨き上げ、それらを人々に伝える真摯な努力を続けてきたのが陰陽師である。
本書は、具体的な資料にもとづいて、古代から近代にいたる歴史のなかで、陰陽師がどのような役割をはたし、どういった文化を担っていたのかを紹介する。
また、安倍晴明にまつわる「ものがたり」も取り上げ、伝承の世界の陰陽師像についても見つめ、最後に陰陽師たちが作り、広めた暦に焦点をあて、その現代に至るまでの姿を追いかける。
240点以上の資料をカラー写真で掲載。
【※2023年10月3日から12月10日に国立歴史民俗博物館で開催する同名企画展示の図録】
⇒図録は会場である国立歴史民俗博物館、各オンライン書店等で購入できます。
[発売日]10月10日より
~国立歴史博物館ミュージアムショップ~
★れきはくオリジナルキャラクター(ミュージアムショップ コンシェルジュ)の「ハニワス
キー」が、図録を始めオリジナルグッズなどの紹介を"X"(旧Twitter)とInstagramで
発信していますので、こちらもチェック!
★本展示でも図録のほか、オリジナルグッズの発売を予定しております。
グッズは10月3日より販売開始となっておりますので、ご注意ください!
Instagram https://www.instagram.com/rekihakushop/
〔上記使用画像・説明文 引用元〕国立歴史民俗博物館ホームページより
【会場・お問い合わせ先】
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町117
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
《一般的なお問い合わせ》
ハローダイヤルへお電話をおかけください 受付電話:050-5541-8600
《展示に関わる事》
担当係:広報サービス室広報・普及係
※電話によるお問い合わせは受け付けておりません
《図録およびグッズ等について》
国立歴史民俗博物館ミュージアムショップ
※最下部「お問い合わせ」のページ(メールフォーム)にてお問合せください
★なお会期中(10/8)には「陰陽道史研究の会」秋季研究会が行われます
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