今春および今秋に、國學院大學博物館と国立歴史民俗博物館で陰陽道に関する催しものがあります。陰陽道の重要資料および土御門家が記録してきた実物の資料を直接見る事の出来る貴重な機会ですので、是非ともご来館いただき、見学いただければと思います。
①春の特別陳列 「土御門家がみた宇宙(そら)ー江戸時代の天文観測」
会場:國學院大學博物館
(東京都渋谷区 國學院大學渋谷キャンパス内)
会期:令和5年(2023)4月1日(土)~5月2日(日)
開館時間:10時~18時 ※最終入館 17:30
●毎週月曜日、4月29日~5月2日は休館
入館料:無料
國學院大學が所蔵する『土御門家記録』には実に60点におよぶ天文観測資料があります。今回は「春の特別陳列」として所蔵する天文資料(観測資料や勘文など)を展示公開します。殊に嘉永6年(1853)および安政5年(1858)の彗星出現に際して土御門家が記録した資料は観測作業から勘文作成に至る過程が細かく記録されており、天文家としての土御門家の職務を知るのに最もわかりやすいものと言えるでしょう。
今回は両彗星観測資料を初展示するほか、近世における天文学を古典籍や古文書を通して学べる内容となっています。
★詳細は 國學院大學博物館ホームページをご覧ください
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_tsuchimikado.html
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②陰陽師とは何者かーうらない、まじない、こよみをつくるー
会期:令和5年(2023)10月3日(火)~12月10日(日)
会場:国立民俗歴史博物館 企画展示室
千葉県佐倉市城内町117
開館時間:〔3月~9月〕9:30~17:00 〔10月~2月〕9:30~16:30
入館料:〔一般〕600円(団体 300円)
〔大学生〕250円(団体 200円)
〔高校生以下〕無料
休館日:毎週月曜日
(ただし休館日が祝日等公休日にあたる場合は開館し、翌日休館)
会期中 10月7日(土)は第117回 歴博フォーラムとして「陰陽師と暦」が、11月11日(土)は第447回歴博講演会として「陰陽道と伝承文化」の各発表があります。
※両発表とも講師は当会にも参加されている小池淳一 氏です。
☞詳細は随時 国立歴史民俗博物館ホームページ等で発表される予定です。
★国立歴史民俗博物館ホームページ
https://www.rekihaku.ac.jp/index.html
同館 展示スケジュール