【企画展と講演の御案内】福井県おおい町 暦会館 企画展「納田終の伝説と史実」と講演
中世、戦乱を避けて安倍晴明の子孫である土御門家の当主が三代にわたって居住した領地であり、現在もなお陰陽道の系譜を引き継ぐ土御門神道(天社神道)が守られている福井県大飯郡おおい町名田庄にある資料館「暦会館」(谷川泰信 館長)にて、2月1日から令和三年度 暦会館企画展「納田終(のたおい)の伝説と史実」が開催されます。
土御門神道を継承する「天社土御門神道本庁」を始め、同庁の祭祀場である「天壇(安倍氏居館跡地)」と「泰山府君社跡」、当地で生涯を終えた安倍氏(土御門家)当主三代の墓所、奥州安倍氏の伝説がある「薬師堂」、”おはけ神事”や”芝走り”といった特殊神事のある「加茂神社」などの”土御門史蹟”は歴史的に貴重かつ重要であり、同時にロマンあふれる伝説に満ちています。今回の展示会は”土御門史蹟”にまつわる史実と伝説を、史料を中心に紹介していく企画となっています。
同展会期中には「陰陽道史研究の会」の声かけ人でもある梅田千尋氏(京都女子大学)による講演「土御門家史蹟の再発見」もあります(※定員あり)
詳細は「暦会館」HPをご覧ください。
【おおい町 暦会館ホームページ】